【監修】BESSが提供する非住宅型木造施設
BESSが
手がける木造施設の特徴
BESS(アールシーコア)が提案する商用施設は、性能やデザインに優れているだけでなく、「心が動く体験」でブランド化やリピーターの創出を実現しているのが特徴です。
木ならではの魅力を
活かした空間デザイン
木には、柔らかさやあたたかさ、香り、安らぎなど五感に訴えかけ、心地よさや安心感を与える効果があります。BESSは、木の特性を熟知した上で、この効果を大いに感じられるような空間デザインを提案。
大きな窓や吹き抜けを通して外の自然と繋がれるようなエントランス、自然光をたっぷりと取り込み、開放的でリラックスできる部屋など、訪れる人の記憶に深く刻まれる空間を実現しています。
「住む」より「楽しむ」できる要素を大切に
BESSの家と同様、商用施設においても「楽しむ」要素を重視しています。ログ小屋を利用して新たなスタイルを提案するキャンプ場、薪ストーブや屋上の展望デッキでグランピングの楽しさを演出するリゾート施設などはその一例です。
訪れる人が「住む」より「楽しむ」ような仕掛け満載の空間と、利用者の感情に訴えかける「体験」を重視した設計を行っています。
CLTログハウスもお任せ
CLTはCross Laminated Timber(クロス・ラミネーティッド・ティンバー)の略称で、ひき板(ラミナ)を繊維方向が直交するように積層接着した木質パネル建材です。欧米ではすでに普及し、マンションや商業施設の壁や床、構造体として使われていますが、日本では2013年から一般利用が開始。近年CLTを活用した建築物が増加しつつあります。
最近では大阪・関西万博のシンボルである「大屋根リング」の主要な建築資材としても採用されました。
BESS(アールシーコア)は、CLT材を活用した独自のログハウス工法を開発し、CLTログに関する特許と商標権を保有しています。これにより、従来は難しかった保育園や集合住宅といった大型木造施設の建設が可能になり、ログハウスの新たな可能性を切り拓いています。
見通しやすく、スピーディーに実現できる
BESSにはあらかじめ多数のデザインシリーズと標準プランが揃っており、さらに価格も明示されています。
そのため「一棟貸しのリゾート施設を3棟、異なるシリーズで建てたい」といったケースでも、平面図だけでは想像しにくい完成後のイメージや、全体予算の目安を見通しやすいのが大きな利点です。
また、標準プランを活用すれば、プラン検討や見積もり調整にかかる時間を大幅に短縮でき、契約までスピーディーに進めることができます。
「思い描いたイメージを、安心感を持って素早く形にできる」それがBESSの家づくり・施設づくりの強みです。
BESSが
手掛けた施設の建築事例
一棟貸しリゾート事例

クロノバデザイン株式会社が運営する、山梨県小淵沢の「kobuchisawa SEKKI」は、1棟貸しのログハウス型宿泊施設。八ヶ岳のふもとに点在する3棟のコテージには、木のぬくもりに満ちた空間と、選び抜かれたアンティーク家具、設備が調和し、まるで“もうひとつの我が家”のような心地よさを味わえます。富士山や南アルプスを一望できる贅沢なロケーションも魅力で、自然とつながる癒しの時間を過ごせます。
大型リゾート開発事例

山梨県・山中湖畔にある、タイムシェア別荘リゾート施設です。自然豊かな約6,800坪(約22,400㎡)もの敷地に、BESSのログハウス、ドームハウス、和テイスト住宅などを19棟設置。一泊だけの利用でも、1週間単位で使う期間分だけ購入することも可能です。
敷地内には自然散策道(ボードウォーク)や開放デッキ、センターハウスなどもあり、自然の中で自由に過ごすことができます。
賃貸集合住宅事例

東京都福生市に建設された3階建ての純木造中層ビルです。東京都の電気会社・純電工が建て主。1階は同社事務所、2~3階は賃貸住居となっており、賃貸部分の8部屋のうち6部屋は社員寮、残り2部屋を一般に貸し出しています。募集開始直後からすべて入居済となっています。
保育施設(認定こども園)事例

富山県富山市に建設したCLTログハウス造の保育・子育て支援施設です。こども園の建築基準に準拠し、準耐火認定45分を取得しています。
木の優しい手触りと雰囲気、ぬくもり、安心感、香りなどが心地よい施設。子供の情緒の安定や集中力の向上などに良い影響を与えることが期待されています。
店舗事例

東名高速・海老名SA下り線に構える「鎌倉 mille mele(ミレメーレ)」は、真っ赤な外観が目を引く移動式ログハウスのスイーツ店。「世界一のアップルパイ」を看板商品に、木の香りと温もりに包まれた可愛らしい店舗デザインが訪れる人々の心をつかみ、SNSでも話題沸騰中です。観光客はもちろん、わざわざ立ち寄るリピーターも多く、五感に残る特別なひとときを提供しています。
大型コミュニティ施設事例

モリパーク テニスガーデンのクラブハウスとしてCLTログハウスを建設しました。屋内は木の香りに包まれ、大きな開口部から光が降り注ぐ開放的な雰囲気。スポーツの合間に、リラックスした時間を過ごすことができます。
利用した会員にも「木のいい匂いがする」「落ち着く」「リラックスできる」と好評です。
コテージリゾート事例

株式会社コスモスイニシアが運営する「ETOWA KISARAZU(エトワ木更津)」。2019年に廃校となった旧木更津市立富岡小学校をリノベーションしたグランピング施設です。宿泊棟として、BESSのログ小屋「IMAGO」を計21棟建築しました。無垢のログ材を使用しており、経年変化も楽しめます。
空間づくりのヒントはここに
人が集まり、過ごし、思い出す——そんな場には、機能以上の“なにか”が必要です。BESSが提供する木造施設は、その“なにか”を丁寧に形にしてきました。
無垢材のぬくもり、空間の開放感、そして訪れる人の感性に働きかける設計思想。それは、宿泊施設やリゾート、店舗、教育・福祉施設、さらには都市型の集合住宅まで、あらゆる非住宅建築に広がっています。
しかもBESSなら、あらかじめ標準価格が設定されているため、コストを抑えつつスピーディーに実現可能。長い打ち合わせや複雑な見積もりに時間を取られず、「思い立ったらすぐ形にする」空間づくりが叶います。
「自分たちの事業でも活かせるかもしれない」と感じた方は、ぜひ一度、BESS(アールシーコア)にご相談ください。あなたの描く空間に、“木だからこそ実現できる価値”を加えるお手伝いができるかもしれません。
アールシーコアとはどのような会社?
株式会社アールシーコアは、東京都渋谷区を拠点に、全国で住宅の企画・製造・販売、分譲住宅・宅地の企画・販売などを行っている企業です。住宅を単なる「住む場所」ではなく、「暮らしを楽しむための道具」と捉え、他社と一線を画す住宅やライフスタイルを提案しています。
ブランド「BESS」を展開
始まりは1986年、一棟の別荘用ログハウスから。さまざまな実証実験や開発を重ねて全国普及を行い、これまでに2万棟※を提供しています。
「程々の家」「WONDER DEVICE」「間貫けのハコ」「栖ログ」など、商品ラインナップも豊富。デザインとコンセプトがそれぞれ異なる、個性豊かな自然派個性住宅が魅力です。
暮らし方・空間の“あり方”に
向き合ってきた設計思想
BESSが設計時に重視しているのは、「住む人がいかに生き生きと豊かに暮らせるか」という視点です。木の温もりや質感を生かした空間、経年変化やDIYを楽しむデザイン、薪ストーブの炎を眺める時間、ウッドデッキで自然を感じる時間、土間で趣味に没頭する時間など、日々の暮らしと共に味わいが増す家を提案しています。
その設計思想に触れられるのが、展示場「LOGWAY」です。モデルハウスだけでなく、インテリアやエクステリア、接客対応などトータルでBESSの世界観を表現。随時開催される暮らしイベントを通して、実際の暮らしを体感することが可能です。
単独展示場は全国に32ヶ所展開しています。
ハードではなく
「心が動く空間」をつくる姿勢
特徴的なのが、無垢材を徹底的に活用している点です。ログハウスでは一般的な木造住宅の約3倍の木材を使用※しています。商品開発部では不断の研究開発を行い、木材の機能や効果、個性を発揮するデザインを追求。法令なども知り尽くした上で、他にはない家づくりを実現しています。
近年は、木造住宅建築のノウハウを活かして法人向けに木造建築を提供する特建事業を展開。CLTログハウスだけでなく、BESSの各商品をベースとしたリゾート施設の建設なども行っています。
造施設の魅力や可能性を、BESS(アールシーコア)協力のもと多角的に紹介しています。空間づくりに向き合うすべての方へ、選択肢のひとつとして木造建築の価値をお届けできれば幸いです。(株式会社アールシーコア)

BESSは、長年培ってきた“ほかにはない”技術とデザインで、木のクセや個性をそのまま活かし、暮らしを“遊ぶ”ための圧倒的な個性ある空間を創出します。ログハウスなどの木造建築に加え、アプローチやデッキといったランドスケープまで一体で設計し、建物単体にとどまらない世界観を実現しています。
当メディアは、Zenken株式会社が、「木のある暮らし」を提案し続けてきた株式会社アールシーコア(BESS)協力のもと制作しています。空間設計から始まる価値づくりを、木の建築という選択肢から紐解いていきます。