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集合住宅・アパート経営として活用する木造施設

※このサイトは株式会社アールシーコアをスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。
木造集合の画像
神奈川県「 MINANOBA VILLAGE(ミナノバ・ビレッジ)」

~自然とともに街で生きる~
木造アパートの建築事例

自然のぬくもりと都市機能が共存し、一般的なアパートやRC造マンションとは異なり、木が持つ素材そのものの美しさや快適性を活かしながら、耐久性・防火性といった機能面も両立。

その中でもBESS(アールシーコア)が手がける木造集合住宅は、住まい手の個性やライフスタイルに寄り添う“建築”として注目を集めています。

ブル ビーチ ビル

  • 所在地:東京都福生市133-1
ブルビーチビル
ブルビーチビル
ブルビーチビル
ブルビーチビル
ブルビーチビル
ブルビーチビル
ブルビーチビル
ブルビーチビル
ブルビーチビル
ブルビーチビル
ブルビーチビル
ブルビーチビル

東京・福生の牛浜駅から徒歩1分に誕生した「ブル ビーチ ビル」は、木のぬくもりと先進技術が融合した3階建ての建物。国産ヒノキを使った丸太組みの構造です。

でも実は、防火地域でも問題ない“準耐火木造建築”として、全国初の認定を取得しています。1階は電気工事会社のオフィス、2・3階は全8戸の賃貸住宅になっていて、自然素材の気持ちよさと都市生活の便利さ、どちらも楽しめる空間になっています。

「ブル ビーチ ビル」を手掛けたBESSのこだわり
木造建築の未来を切り拓いた一大プロジェクト

ブルビーチビルは、高橋社長の思いと多大なるご協力により実現した一大プロジェクトです。

従来、木材を現わしにしたログハウスは、防火地域では2階建てまでしか建築できませんでした。しかし、燃焼実験と構造評定を経て「90分準耐火構造認定」を取得することで、JR青梅線・牛浜駅前という防火地域において、日本初となる3階建てCLTログハウスの集合住宅の建築を可能としました。

近年「木造マンション」という言葉が生まれ、木造建築への注目が一層高まっています。その中で、在来工法の約3倍の木材を使用するログハウスという純木造集合住宅の可能性を、さらに広めていきたいと考えています。

「ブル ビーチ ビル」
オーナーインタビュー

高橋 勲さん
ブル ビーチ ビル オーナー純電工株式会社
代表取締役社長
高橋 勲さん

都市部に建つログハウス型アパートというユニークな発想をかたちにした高橋さん。構造的合理性とデザイン性を両立させた背景には、「木であること」への強いこだわりと、BESS(アールシーコア)との対話がありました。ログハウスが持つ可能性と、都市における新たな木造建築のかたちを探るインタビューです。

「かっこよさ」と
「構造的合理性」が共存した選択

ログハウスのアパートは
もともと構想にあった

――まず、今回の建物をログハウスにしようと思われた背景からお聞かせください。

高橋:私自身が建設業界の人間なので、これまでに色々な住宅は見てきてました。その中で、ログハウスっていう選択肢は“ありだな”と以前から思っていたんです。

――その中でBESS(アールシーコア)を選択した理由は何だったのでしょうか。

高橋:用途地域が商業地域だったため、500㎡以上の建物は耐火構造が必須のため、木造建築で準耐火構造以上が必要でした。それにトライできるのはアールシーコア(BESS)さんしかいなかった。実績や安心感もありましたし、最初から候補に入っていました。

“木”であることが、
圧倒的な個性と存在感をつくる

――ログハウスのどこに“かっこよさ”を感じられたのですか?

高橋:やっぱり木材ですね。外から見ても内から見ても「木でできている」と一目で分かる。最近の木造住宅は外壁にサイディング仕様なものが多くて、鉄骨なのか木造なのか分からないケースもありますが、ログは“木そのもの”です。

――“なんちゃってログ”ではなく、“本物”ということですね。

高橋:そうです。本物の木を組んで造られていて、構造材自体が意匠になっている。この“正直さ”が気に入っています。

CLT採用と“黒”のデザイン、
機能性も兼ね備えて

アパート

――CLT構造もご理解されたうえで採用されたのでしょうか。

高橋:はい。準耐火構造で長く使える点、製品の均質性、メンテナンス性も含めて、魅力的でした。デザインとしてはコーポレートカラーに合わせて黒をにしましたが、これも機能的なんですよ。

――黒がメンテナンス性にも貢献するとは意外です。

高橋:補修も簡単に対応できるし、全体が黒だと塗り直しのときにムラも出にくい。デザイン的なカッコよさと、将来的なメンテのしやすさ、両方を見ています。

RC造と変わらぬ
自由度と機能性

アパート

――都市部でのログハウス、しかもエレベーター付きは珍しいですね。

高橋:そうですね。中央にエレベーターを設置したんですが、ログハウスでこうした商業施設並みの機能を持たせるのは珍しいと思います。共用廊下には絵を飾ったりしていて、RC並みにきちんとした空間づくりができていると思います。

――RC造だからできていたことが、ログでも問題なくできたということですね。

高橋:はい。たとえば床下をフリーアクセス化して配線・配管できるようにしたり、セキュリティ面でもRCと遜色ない。むしろ「木造でここまでできるのか」と感じる場面が多かったです。

地域のランドマークになり、
入居希望者が絶えない建物へ

――この建物、駅のホームからも見えますよね。

高橋:そうなんですよ。「駅前のログハウスです」と言うと、「ああ、あれですね!」とすぐ分かってもらえる。見た目のインパクトと珍しさもあり、初対面でも話題になります

――知人や周囲からの入居希望も多いとか?

高橋:多いですね。「空室はある?」ってよく聞かれます。やっぱり普通のアパートでは感じられない“特別感”があるんでしょうね。

――賃貸物件としての収益性についてはいかがですか?

高橋:収益性に関しても木造は魅力があって、減価償却期間が22年と短いため節税効果が非常に高いんです。利益が出ている企業にとってはもちろん、個人で賃貸経営をしている方でも、利益が出ているなら同じようにメリットがあります。

住環境としての“気持ちよさ”
と性能の両立

アパート

――快適さはいかがですか?

高橋:暑くなりすぎず、寒くもなりにくいんですよ。もともと21cmの厚みに増したヒノキ材を使っていますし、木は音も湿度も吸収してくれる。RC造のように熱がこもることもないです。

――女性入居者にも人気とのことですが、理由は?

高橋:「扉がかわいい」と言われることが多いんです(笑)。木製の室内扉に凹凸があって、ちょっとメルヘンチックな雰囲気もあるらしくて。

――なるほど、感性に響くポイントですね。

高橋:加えて、セキュリティ面も充実しています。オートロックや防犯カメラ、非常通報装置も設置しているので、女性の一人暮らしにも安心です。

「200年後が一番強くなる」
木が持つポテンシャル

――“200年後が一番強くなる”というフレーズが印象的でした。

高橋:はい。CLTの強度について専門家に「CLTの接着している面が爆裂しませんか?」と聞いたのですが、「接着面の方が強いんですよ」という話も伺って、長く丁寧に使えば本当に持つんだなと確信しました。

「ログなのに自由度が高い」
アールシーコアの魅力

――アールシーコアとのやり取りで印象的だったことは?

高橋:一言でいえば「丁寧に、真剣に考えてくれる会社」。要望にただ従うのではなく、より良くするための提案をしてくれるんです。押し付けでも、ただの御用聞きでもない。

――“オプションではなくフルオーダー”。自由度の高さがあったと。

高橋:そうです。これやるとオプションです、ではなく、最初からフルオーダーのスタンス。ログハウスって制約が多いと思われがちですが、アールシーコアならかなり自由にできます。

――木造だと無理と諦めてしまう人もいるかもしれませんが…?

高橋:僕の知る限りでは、延床面積3,000㎡未満で4階建ての耐火建築物まで可能だそうです。狭小地でも対応できるケースもあるので、「できない」と思う前に一度相談してみるといいと思いますよ。

木造アパートの経営メリット

収益性と差別化の両立

収益性と差別化の両立

スタイリッシュなデザインや耐火性を備えたアパート高い強度を持つ木造建築材CLTを活用した高層木造集合住宅なども登場しています。

アパート経営を成功させるためには、競合物件との差別化を図り、高い入居率を維持することが大切です。木造集合住宅/アパートの大きな特徴は、鉄骨造(S造)や鉄筋コンクリート造(RC造)に比べて建築費用が安いこと。躯体が軽いため、地盤改良費や基礎工事費も削減することが可能です。短い工期で、初期建築コストを大幅に抑えることができます。

デザインの自由度が高い点もポイント。木材特有の温かみ、香り、肌触り、調湿効果や断熱効果を活かして設計すれば、競合物件と差別化することができます。賃貸住宅でありながら、木に囲まれた「非日常感」や「特別感」を演出できれば、インテリアやライフスタイルにこだわる層に強く響きます。高めの家賃設定で高い入居率を実現することができるでしょう。

「残したくなる建物」になる

木材の魅力は、周囲の環境と調和し、経年変化により色合いや風合いが変化する点です。地域の木材を使った集合住宅や伝統的なデザインを取り入れたアパート、美しいデザインで周囲の建物や土地を生かすようなアパートにはストーリーがあります。地域とのつながりや人々の交流も創出できれば、建物のオーナーだけでなく、入居者や周辺住民にも愛着を持ってもらえるでしょう。

「あの素敵なアパートの近く」「オシャレな集合住宅の前で集合」など、地域のランドマーク的な存在として認識・活用される可能性もあります。こうした建物は、単に「古くなったから」という理由で取り壊されるのではなく、修繕・改修を重ねながら「街の一部」として長く残されていくでしょう。

相続対策・地域貢献にも
つながる人に誇れる建物

木造のアパートは固定資産税を抑えられる一方で、S造やRC造に比べて資産価値が低く、相続に向いていないと言われています。しかし前述のようにしっかりとこだわった木造アパートなら、「非日常感」や「快適性」で入居者を引きつけ、高い稼働率と安定した家賃収入を実現することができます。

また、街並みをより魅力的にするような魅力的なアパートは、その存在自体が地域社会に貢献しています。「街のシンボル」「環境に配慮した素敵な建物」として周囲の人に愛されていれば、相続する人も誇りや愛着を感じることができるでしょう。 


まとめ
「木造だからこそ」生まれる、
新しいアパートの価値

木造であることの価値は、単なる素材選びにとどまりません。視覚的な美しさ、五感に響く快適性、自然とのつながり、さらには建物がまちに与える印象にまで大きく影響を与えます

BESS(アールシーコア)が手がける集合住宅は、そうした木造ならではの魅力に、都市建築に求められる機能性や合理性を融合。耐火性能や高いメンテナンス性を備えながら、設計自由度の高さと“住むことを楽しむ”空間づくりを両立しています。

もしこれから集合住宅やアパート経営として木造施設の建築を考えている方はぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

~土地に付加価値を付ける~
木造集合住宅の建築事例

BESS街区ユーカリが丘

  • 所在地:千葉県佐倉市
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ユーカリが丘線「井野駅」から徒歩わずか3分。国指定の史跡「井野長割遺跡」に隣接するエリアに広がるのが、「BESS街区ユーカリが丘7」です。全23区画からなるこの街区には、ログハウスやドーム型の家、古民家風の趣を持つ“程々の家”など、BESSならではの個性豊かな木造住宅がずらりと並びます。

足を踏み入れれば、自然素材のぬくもりと独自のデザインに思わず目を奪われることでしょう。訪れる人々に強い印象を残すその景観は、まさに「住むことを楽しむ」暮らしの体現です。

「BESS街区ユーカリが丘」を手掛けたBESSのこだわり
土地の付加価値を高める街づくり

土地の付加価値を上げるには、面白い建物を建てることが一つの選択肢になることが実証できました。

ユーカリが丘のBESS街区では、BESSの多彩なシリーズやプランを組み合わせることで、画一的ではない、しかしある種の統一感を持つ街並みが生まれています。これは、建物だけでなく配置や外構まで丁寧に設計し、合理性一辺倒にならずに“楽しい暮らしを生み出す装置”として街全体をデザインした結果です。

この街を選んでくださるお客様は、建物の性能や印象だけでなく、遊び心や暮らし方に共感している方々が多く集まります。その結果、同じ価値観を持つ仲間がつながり合う、BESSコミュニティが実現しています。

集合住宅・宅地開発における木造施設の魅力

土地にストーリー

街区全体の個性と景観価値

木造集合住宅は、周囲の環境と美しく調和しながら、経年による風合いの変化を楽しめる点が大きな魅力です。地域の木材を活用した建物や、伝統的な意匠を取り入れたデザインは、その土地ならではの表情を生み出します。

さらに、木造住宅は「土地に付加価値を与える建物」でもあります。自然素材の温かみや快適性、景観との親和性が評価されることで、単なる宅地ではなく「選ばれる土地」へと変わっていきます。結果として、街区全体の価値向上にもつながるのです。

地域と人をつなぐ拠点

木造集合住宅は、住まいの提供にとどまらず、人々の交流やコミュニティ形成の場にもなり得ます。宅地開発において、緑地や共有スペースと組み合わせることで、人が集い、地域が育つ拠点となるでしょう。

木造集合住宅・アパートの
建築費用相場

木造集合住宅・アパート施設の建築費用は、構造や立地、坪数などによって大きく異なります。木造と軽量造の費用相場は以下の通りです。

  • 木造:92万~104万円程度/坪
  • 鉄骨造:110万~140万円程度/坪

ちなみに同じ木造アパートでも、工法によって費用は異なります。現場で一から木材を組み上げて作る在来工法の場合は約77~100万円/坪ですが、部材を工場で製作して建築現場で組み立てる「プレハブ工法」なら73万円/坪とリーズナブル。ただし、長い目で見た場合の総合的なコストは在来工法の方が安い可能性があります。

参照元HP:HOME4U 土地活用(https://land.home4u.jp/guide/apertment-management-7-885)

建築の際に注意するポイント

木造アパートを建築する際は、各種法令、入居者の快適性、物件としての収益性、地域との調和など、さまざまな点に注意が必要です。

建築基準法

木造集合住宅やアパートを建てる際は、建築基準法に従わなくてはなりません。建築基準法とは、建物を建築する際のルールを定めた法律のこと。建築物、建築物の敷地、設備、構造、用途、工事の図面の確認方法、工事の検査など、建築に関する多種多様なルールが記されているため、よく確認してみてください。

用途地域

用途地域とは、「どこにどんな建物を建てて良いか」を定めた、まちづくりのルールです。主に住居系、商業系、工業系の3タイプ、全13種類に分類。それぞれ高さ制限や容積率、建ぺい率、接道義務などが定められています。木造集合住宅やアパートを建てる際は、所有する土地がどの種類に分類されているか確認してみましょう。

建ぺい率・容積率など

建ぺい率とは、「所有する土地にどれくらいの面積の建物を建てられるか」を定めたルールのこと。都市の過密化や火災の延焼を防ぐために定められています

例えば敷地面積100㎡の土地で建ぺい率が60%の場合、建てられる建物(1階部分)の面積は60㎡までです。用途地域ごとに都市計画で指定されており、オーバーすると「違法建築」扱いで行政指導や是正命令(撤去命令)の対象になるので要注意です。

まとめ
都市の中にぬくもりを
「選ばれる集合住宅」をBESSで

都市部でも自然のぬくもりを感じられる住まい。それがBESSが手がける木造集合住宅。見た目のインパクトだけでなく、CLTによる耐火性や構造の自由度といった機能面にも優れ、都市部でも安心して選べる住宅として注目を集めています。

普通では満足できない人にこそ響く、暮らしの質にこだわった集合住宅。オーナーにとっては差別化や高い稼働率につながり、住まい手にとっては「ただ住むだけではない価値」をもたらしてくれます。

街の風景を彩り、世代を越えて愛される集合住宅を、あなたもつくってみませんか?まずはBESSに相談してみてください。

当メディアでは、木造施設の魅力や可能性を、BESS(アールシーコア)監修のもと多角的に紹介しています。空間づくりに向き合うすべての方へ、選択肢のひとつとして木造建築の価値をお届けできれば幸いです。

メディア監修sponsored byBESS
(株式会社アールシーコア)
メディア監修:株式会社アールシーコア(BESS)
木造施設の建設をBESSで

BESSは、長年培ってきた“ほかにはない”技術とデザインで、木のクセや個性をそのまま活かし、暮らしを“遊ぶ”ための圧倒的な個性ある空間を創出します。ログハウスなどの木造建築に加え、アプローチやデッキといったランドスケープまで一体で設計し、建物単体にとどまらない世界観を実現しています。

当メディアについて

当メディアは、Zenken株式会社が、「木のある暮らし」を提案し続けてきた株式会社アールシーコア(BESS)協力のもと制作しています。空間設計から始まる価値づくりを、木の建築という選択肢から紐解いていきます。