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宿泊施設として活用する木造施設

※このサイトは株式会社アールシーコアをスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。
木造宿泊施設の画像

~自然と寄り添う~
木造宿泊施設の建築事例

木の香りやぬくもり、風の音に包まれるひととき、そんな特別な体験ができるのが、木造の宿泊施設です。近年注目を集める“自然とともに過ごす宿”の中でも、BESS(アールシーコア)による施設は、遊び心と快適性を兼ね備えた空間。ここでは、そんな宿泊・リゾート施設をご紹介します。

kobuchisawa SEKKI

  • 所在地:山梨県北杜市小淵沢町5871-6
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木のやさしさと日本の美意識に
包まれる、くつろぎの施設

山梨県小淵沢に誕生した「kobuchisawa SEKKI」は、1棟貸しのログハウス型宿泊施設。八ヶ岳の裾野に点在する3棟のコテージは、木のぬくもりあふれる空間に、選び抜かれたアンティーク家具と現代的な設備が美しく調和しています。まるで“もうひとつの我が家”のように、心身ともにゆるむ滞在が叶います。

ログハウスならではの落ち着いた空気感と、自然素材がもたらす安心感は、日常の喧騒から離れてリセットしたい方にぴったり。敷地内からは八ヶ岳や富士山、南アルプスが一望でき、木造の窓枠ごしに広がる絶景が、自然とつながる豊かな時間を演出してくれます。

木造宿泊施設の魅力を
動画で紹介

大自然に溶け込むログハウスの宿泊施設とリゾートを、最新ドローンで撮影しました。まるでその場にいるかのような臨場感をぜひ体感してください。

「kobuchisawa SEKKI」を手掛けたBESSのこだわり
栖ログでつくる特別なリゾート

BESSのログハウス人気シリーズ「栖ログ」の標準プランを3棟配置し、統一感を保ちながらも非日常を感じられる特別なリゾート空間を実現しています。

外構や演出はオーナー様のご手配によるもので、そのセンスが光り、大変素敵な仕上がりとなっています。

さらに、宿泊されたお客様の満足度も高く、リピート利用も出ていると伺っており、大変喜ばしく思っています。

kobuchisawa SEKKI
オーナーインタビュー

尾崎さん
kobuchisawa SEKKI オーナークロノバデザイン株式会社 CEO 尾崎 勝悟さん

山梨県に佇むログハウス型宿泊施設の誕生秘話を、オーナーへのインタビューで紐解きます。縄文遺跡との出会いをきっかけに生まれたコンセプト、建物選びのこだわり、利用者の反応、そして今後の展望まで——自然と調和した木造施設の魅力が詰まった内容です。

自然と共鳴する
木の宿ができるまで

縄文遺跡と出会い、
コンセプトが生まれた

――この場所を選ばれた経緯や、施設のコンセプトはどのようなものだったのでしょうか?

尾崎:最初は特に明確なコンセプトがあったわけではなかったんです。ところが、この土地を購入した後に、縄文時代の遺跡が出てきたんですよ。

――えっ、それは驚きですね。

尾崎:そうなんです。つまり、4,000年前からこの地に人が住んでいたということになるんですよね。で、周囲は田んぼや山に囲まれた里山の風景が広がっている。そう考えたときに、“日本人の暮らし”をテーマにしようと決めたんです。単なるレトロ趣味じゃなく、もっと深い意味で。

自然素材・デザイン性
すべてにこだわった建物選び

――コンセプトに沿った建物をつくる上で、どんなことを大切にされましたか?

尾崎:将来的に元の状態に戻せるように、がっつりと基礎を打たない構造にしたかったんです。あと、自然素材にはこだわりました。新建材ではなく、木そのものの質感や経年変化を楽しめるように。

――古民家の再利用なども検討されたと伺いました。

尾崎:はい。元々、古民家を回収して使おうと思っていたんです。でも、移築のコストや立地条件の問題で現実的じゃなかった。隙間風もすごいし(笑)。

――そこでBESSさんとの出会いが?

尾崎:日曜日に雑誌を見てたらBESSさんの広告が目に入って。「あ、これだな」って。展示場に行って、その場で即決でしたね。「作りたいものがここにある」って。

景観と調和する配置、
眺望優先の設計

泊まってシェアしたくなる宿

――建物の配置も尾崎さんが?

尾崎:はい、基本的には自分たちで考えました。三角窓の位置も、向こうにある甲斐駒ヶ岳の山頂が見えるように配置してるんですよ。図面ではバランスのいい配置だったんですが、実際に建てるときにあえてずらしました。

――その眺めは、実際にお客様からの反応も良いですか?

尾崎:セルフ運営なので直接お会いすることは少ないんですが、何より自分自身が見て気持ちがいい。それが一番大事です。

“写真を撮りたくなる建物”
がもたらす価値

――利用者の反応はいかがですか?

尾崎:アンケートの回答率が高くて、8割以上の方が「大変満足」と書いてくださいます。特に「清潔感」「センスの良さ」それから「オーナーの心配りが伝わる」という声を多くいただきます。対面していないのに、そう感じてもらえるのは嬉しいですね。

――建物そのものに関しては?

尾崎:お客様は帰る前に、必ず建物を背景に写真を撮られます。中二階もあって、子どもたちは「秘密基地みたい!」と大はしゃぎ。特に男の子には大人気です。

維持のしやすさ、
耐久性の高さもログハウスならでは

――木造で気になる点はありますか

尾崎:この地域ではキツツキの被害が多いんですが、うちは今のところ無傷ですね。ログ構造なので補修もしやすいですし、維持も楽。1年弱経っても不具合はありません

――今後の展開についてもお聞かせください。

尾崎:今、バレルサウナを導入中です。また、富士山が見える丘の上にはログトレーラーを2台設置して、サウナ付きのトレーラーハウスとして運用予定です。森を眺めながら焚き火して、鹿が現れるような空間を体験してもらいたいですね。

「ちょっと悔しいほど、よくできてる」
BESSのセンス

――今後、木造施設を検討する方へアドバイスがあれば。

尾崎:僕は他社と比較していないんですが、それでもBESSさんのセンスの良さは強く感じました。色味、素材、レトロだけど安っぽくならないデザイン。価格を抑えつつ、長持ちする。正直、プロ目線でも「ちょっと悔しいくらい、よくできてる」と思いました(笑)。

――最後に、今後目指す姿を教えてください。

尾崎:実はもう3回連続で来られている方もいて、全部の棟に泊まってくださったんです。将来的にはリピーターだけで予約が埋まるような宿にしたいですね。お客様に“オーナーの別荘を借りるような感覚”で、末長く愛してもらえる場所にしていきたいと思っています。

まとめ
心に残る木造宿泊体験

自然と共生する宿泊体験が注目される中で、BESSが手がける木造施設は、単なる「宿泊の場」を超えた、心と体がほどける空間を提供しています。天然木の質感や温もり、遊び心あるデザイン、そして長く使える耐久性、どれもがBESSだからこそ実現できたもの。自然との調和、暮らしの本質、そして訪れる人々の記憶に残る特別な時間。そんな価値ある体験をかたちにするための選択肢として、木造宿泊施設は今後ますます注目を集めていくことでしょう。

もし宿泊施設をBESSでとお考えの場合は下記からお問い合わせください。

木造宿泊施設の強み

注目を集めている、木造宿泊施設。木造建築=「燃えやすい」というイメージがあるかもしれませんが、実は耐火性が高く倒壊しにくいという性質があります。

近年は、コンクリート並みの強度を持つ木造建築材CLTも普及。ホテルなどの宿泊施設にも木造が採用されるようになっています。ここでは、従来の宿泊施設にはない木造宿泊施設の強みをご紹介します。

“非日常感”と“自然との一体感”
が集客に直結

また来たい

まず挙げられるのが「非日常感」です。木材建築には、木材ならではの暖かみがあります。心地よい手触りや独特の香り、木材を通して伝わる音の響きや光などが非日常感を演出。日々のストレスや都会の喧騒を忘れたい宿泊客に、五感を通して癒しや安らぎを提供することができます。

「自然との一体感」も大きなポイント。どんなにオシャレなホテルでも、周辺環境と調和していない空間ではリラックスすることができません。木造宿泊施設なら、景観を損なうことなく周囲との調和を図ることが可能。大きな窓やテラスなどで外の景色や光を楽しめる設計にすれば、自然との一体感や開放感も体験できる施設になるでしょう。

「また来たい」体験が生む、
高単価とリピートの連鎖

宿泊施設の運営を安定化させるためには、滞在単価やリピート率をアップさせることが必要不可欠です。滞在単価とは、一人一泊当たりの宿泊費のこと。宿泊施設は収容人数が限られているため、売り上げを上げるには売り上げ単価と稼働率を高めるしかありません。

有効なのが、宿泊体験に満足してもらうこと。「ここに泊まってよかった!」と心から満足できれば延泊、あるいはリピートにつながります。しかも、二度目以降の宿泊では部屋のグレードを上げたり、レストランやその他の施設・サービスを利用したりして、宿泊単価が上がるかもしれません。リピーターほど料金にこだわらず、良い体験を求める傾向にあるからです。

木造施設なら、他にはない上質な空間とサービスで宿泊客に「また来たい」と思わせることが可能。料金に見合う体験価値を提供することで、滞在単価の向上と長期的なリピート客を獲得することができます。

泊まってシェアしたくなる宿

非日常感“自然との一体感

近年は、宿泊施設を探す際にSNSをチェックする人が増えています。料理やサービスの良し悪しは受け取り方によって評価が変わりますが、内装や外装は一眼見ただけでわかるもの。美しく独創的な木造宿泊施設の写真を見て「泊まりたい!」と思うユーザーは少なくありません。

木造建築のメリットは、RC造と比べてデザインの自由度が高い点にあります。曲線的なデザインや、複雑なデザインも実現可能。独自のコンセプトやテーマを反映した空間にすることで、SNSを通じて新規顧客を呼び込んだり、リピーターを創出したりすることができるでしょう。

建物としての安心感

木造と聞くと「燃えやすい」「弱い」といったイメージを持たれがちですが、新しい木造建築の中には耐久性・耐震性・耐火性に優れているものがあります。特に注目されているのが、コンクリート並みの強度を誇る建材 CLT(直交集成板) です。

CLTは厚みのある板を交差させて重ねることで、反りや変形に強く、長期にわたり快適に使える安定した構造を実現します。地震時には木材のしなやかさが揺れを吸収し、倒壊リスクを低減。さらに火災時には表面が炭化して内部を守るため、長時間にわたり構造を維持できる特性があります。

こうした性能が担保されていることで、宿泊客には「安心できる滞在」を、事業者には「持続的な施設運営」を提供できるのです。

木造リゾート施設開発
という新たな可能性

近年では、木造の宿泊施設にとどまらず、リゾート全体を木造で開発する動きにも注目が集まっています。建物だけでなく、空間そのものをトータルで設計・演出することで、他では味わえない体験を提供できるのが大きな魅力です。

自然と調和したランドスケープ、木の温もりを活かしたヴィラやラウンジ、地域の風土を取り入れたアクティビティなど、木造ならではの柔らかで上質な空間づくりが可能になります。こうした木造リゾートは、宿泊そのものを「特別な旅の目的」に変え、長期滞在や高付加価値のサービス提供にもつながります。

木造宿泊施設の
建築費用相場

木造ホテルの建築費用は123.2万円/坪*でした。鉄骨造が324.5万円/坪、鉄筋コンクリート造が173.5万円/坪なので、比較すると木造ホテルの方が低価格です。

木造宿泊施設は、「非日常感」や「癒し」といった特性を活かすことで、宿泊単価を高く設定することが可能です。満足度の高いサービスでリピーターを創出し、稼働率と単価を維持できれば、短期間で投資を回収することができるでしょう。

※建築費(万円/坪)は工事費予定額(円)を床面積(坪)で除した値

木造宿泊施設を建てる前に
知っておきたいこと

木造宿泊施設を建築する際は、デザインだけでなく、建築基準法や条例の遵守や維持管理などにも配慮しなくてはなりません。不特定多数の人が利用する施設には専門的な規制が適用されるため、専門家と連携することが大切です。

耐火・準耐火性能

木造建築は、法律で定められた耐火・準耐火性能を満たす必要があります。特に3階建て以上の施設には、建材や構造の基準が設けられています。延焼や倒壊を防ぐため、火災に強い建材や構造を採用しなくてはなりません。このため一般建築物よりコストが多くかかり、使用する内装材やデザインに制限が出る場合があるので要注意です。

消防法

地震や火災が起きた際に宿泊客の安全を守るため、一定の基準が設けられています。避難経路の確保、非常照明、誘導灯、自動火災報知設備、スプリンクラーの設置などは必須です。ホテルの延床面積や収容人数によって必要な設備が異なるため、よく確認してみてください。消防法の基準を満たし、立入検査を行って初めて営業許可を受けることができます。

都市計画法

都市計画法では、土地の使い方についてさまざまな制限が設けられています。確認したいのが、用途地域です。第一種低層住居専用地域や第二種低層住居専用地域、工業地域などに宿泊施設を建てることはできません。ほかの用途地域でも、開業が許可されない場合があります。

おすすめは、第一種住居地域や第二種住居地域、準住居地域、近隣商業地域など。建築が規制されている区域でも、行政の許可があれば開業できるケースもあるため、よく確認してみてください。

旅館業法

宿泊施設を営業するには、旅館業法に基づく営業許可が必要です。客室の広さや採光、換気、トイレや浴室といった衛生設備など、細かい基準が定められています。申請は保健所を通じて行い、基準を満たさなければ営業許可を得られません。なお、基準の内容は自治体ごとに異なるため、地域の条例を確認することが重要です。

自然公園法

国立公園や国定公園など自然公園の区域内で建築する場合は、自然公園法による規制を受けます。建物の高さや色彩、形態に制限があり、自然環境と調和したデザインが求められます。また、区域の区分(普通地域、特別地域、特別保護地区など)によって建築の可否や規制内容が大きく変わるため、土地選びの段階で必ず確認しましょう。

まとめ
心と体がほどける空間を
BESSで建ててみませんか

自然の風景と心地よく調和し、木のぬくもりに包まれる——BESSの木造宿泊施設は、訪れる人の五感を解きほぐす、特別な体験を提供します。ただ泊まるだけでなく、思い出を持ち帰れる場所。そんな「もうひとつの人生の拠点」を実現できるのが、BESSのものづくりです

ログハウスならではの個性や設計の自由度、そして長く使い続けられる耐久性。宿泊施設としての魅力はもちろん、運営面でも安心感のある選択肢です。自然とともに過ごす時間を届けたい方、宿に“想い”を込めたい方へ。BESSでなら、その理想をかたちにできます。まずは気軽に、相談してみてはいかがでしょうか。

当メディアでは、木造施設の魅力や可能性を、BESS(アールシーコア)監修のもと多角的に紹介しています。空間づくりに向き合うすべての方へ、選択肢のひとつとして木造建築の価値をお届けできれば幸いです。

メディア監修sponsored byBESS
(株式会社アールシーコア)
メディア監修:株式会社アールシーコア(BESS)
木造施設の建設をBESSで

BESSは、長年培ってきた“ほかにはない”技術とデザインで、木のクセや個性をそのまま活かし、暮らしを“遊ぶ”ための圧倒的な個性ある空間を創出します。ログハウスなどの木造建築に加え、アプローチやデッキといったランドスケープまで一体で設計し、建物単体にとどまらない世界観を実現しています。

当メディアについて

当メディアは、Zenken株式会社が、「木のある暮らし」を提案し続けてきた株式会社アールシーコア(BESS)協力のもと制作しています。空間設計から始まる価値づくりを、木の建築という選択肢から紐解いていきます。